個人事業主になるには

事前に知っておきたいこと

個人事業主になる前に知っておくべきこととは?

もしあなたが今、会社員やアルバイトなど“雇用される側”の立場で働いていて、
これから個人事業主になろうとしているなら、気をつけておくことがいくつかあります。

まずは、個人事業主というのは、単に個人で仕事をはじめること、ということではなく、
自身が経営者となって、自分を1人雇うこと
と同じ意味になります。

どういうことかというと、これまで会社がやってくれていた
所得税や住民税の支払い、健康保険や年金の加入と支払い、
それらにまつわる申告業務など、
全部を自分で管理しながらやることになるからです。

会社には、経理部や総務部などがあって、
そのような事務手続きをすべて会社があなたに代わってしてくれているわけですが、
これからは、そのような手続きを自分でやるということになります。

私自身は、長年会社員で営業職を担当していたので、
経理や総務のような仕事を経験したことがなく、
独立した後で、その方法などを自分で調べてやっていくことが必要でした。
得意・不得意があると思いますが、
経理の未経験者が、それをやろうとすると、けっこう手間取ります。

また、それ以外にも、重要なことがあります。
それは、自分でお客さんを獲得することです。

当たり前ですが、どんな仕事でも、“お客さま”が必要です。
自分で事業を立ち上げ、自分でお客さまを獲得してはじめて、
「事業成立」となります。

営業や宣伝の方法は、たくさんあると思いますが、
個人事業主というのは、はじめたばかりの段階では、
信用がありませんので、どのようにお客さまを獲得するのかは、
大きな成否の分かれ道になります。

私自身は、営業を経験していましたが、
会社員として、会社のブランド(信用)を利用した営業の仕事と、
全く駆け出しの個人事業主としての営業は、やはり違いがありました。

しかし、恐れることはないと思います。

今は、インターネットやホームページという、個人事業主にとって
とてもありがたいお知らせ方法がありますし、
最近ではフェイスブック等のSNSがあります。

自分の足でやっていく対面営業もとても大切ですし、
インターネットを上手に活用していくことも、取り入れていきたいものです。

私からの経験談をお伝えするこのページでは、
単に個人事業主の登録方法や、事務的な情報だけではなく、
事業そのものの立ち上げから、軌道に乗せるところにおいて
大切なポイントとヒントを、精一杯お伝えさせていただきます。

どのページに書いていることも、
個人事業主の立ち上げ経験者が話す、生の情報です。

いろいろな不安があると思いますが、ひとつずつ知識を得ていくことで、
落ち着いてはじめられるようになるはずです。
次ページからは、具体的なノウハウも紹介していきます。

このページのまとめ

  • 個人事業主とは、自身が経営者となって、自分を1人雇うこと
  • 所得税、住民税、健康保険、年金などの支払い管理を自分で行うことになる
  • 自分でお客さまを獲得することができるかが、成否のポイント

次のページは「開業届とは」です。

このホームページは、初心者向けのホームページ作成ツール「とりあえずHP」で自作しました。

初心者向けのホームページの作り方」という記事を偶然に見つけ、とても参考になりました。まさか自分でホームページが簡単に作成できるとは知らなかったので、出会いに感謝です!

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